学科試験

【2023年版】仮免ひっかけ問題対策【車が通行するところ】

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こんにちは、教習指導員のひろくん(@hirokun_index)です。

このブログは、自動車教習所の困りごとについて解説しています。

学科のひっかけ問題にめちゃくちゃひっかかります。

何か、良い勉強法はないでしょうか?

上記のような学科試験が苦手な人向けに、現役教習指導員が教習項目ごとにひっかけ問題対策の要点をまとめた記事です。

今回は「教習項目4 車が通行するところ、車が通行してはいけないところ」編です。

この記事は、手軽に、教習の空きコマや休憩時間、ちょっとした待ち時間で手軽に読んでいただけるように、ひっかけ問題対策に特化しています。

この記事のポイント
  • すきま時間で気楽に読める分量に抑えてあります
  • ひっかけ問題にだけ特化した要点と練習問題を掲載しています

おおよそ5分程度で気軽にひっかけ問題対策ができますから、スイーツでも片手にどうぞお付き合いください。

本記事は、ぜひすきま時間を活用して読んでみてください。

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要点を見ていこう!

①車両通行帯のない道路とは?

車両通行帯の「ない」道路と「ある」道路の区別をちゃんとつけておきましょう!

  • 車両通行帯のない道路…片側一車線の道路
  • 車両通行帯のある道路…片側二車線以上の道路

それを踏まえた上で、それぞれの道路の通行のしかたについて理解を深めましょう。

ポイント
  • 車両通行帯のない道路…道路の左寄り、いわゆるキープレフト

道路の中央付近は、追い越しや右折の車のためにあけておくのです。

ポイント
  • 片側二車線の道路…基本は左車線、追い越しや右折のときに右車線
ひろくん
ひろくん

一般的には、片側二車線の場合、左車線を遅い車、右車線は速い車が通行するような流れになっていますが、法律的にはそうではないことに注意です。

②標識・標示による通行禁止

次は、この標識についてしっかり理解しておいてください。

この標識のトラックのシルエットが示している車は、

  • 大型貨物
  • 特定中型貨物
  • 大型特殊

の3つです。

つまり、この標識は、大型貨物、特定中型貨物、大特の3つは、一番左側の車線を通行しなければならないという意味です。

③歩道や路側帯を横切るときの注意

一般の車は、ほとんどやっているところを見かけませんが…。

歩道や、路側帯を横切るときは、その直前で一時停止しなければなりません。

ポイント
  • しかもこのとき、歩行者がいるいないにかかわらず、絶対に一時停止しなければなりません
ひろくん
ひろくん

問題文に「絶対」とか「必ず」とか「いかなる場合でも」と書いていれば、答えが✕のことが多いですが、歩道を横切るときは「絶対」に一時停止というわけですね。

④歩行者用道路の通行禁止と例外

ちょっとした商店街や歩行者天国を思い浮かべてみてください。

これらの道路は、基本的に歩行者専用道路ですから、一般の車は立ち入ることはできません。

しかし、特に通行を認められた車(沿道に家屋がある、郵便車、清掃車等)だけは、通行することができます。

ポイント
  • 誰の許可?…警察署長さんであって商店街の責任者ではない
  • 通行方法は?…歩行者がいるいないにかかわらず徐行

上記の二点は確実に抑えておいてほしいポイントです。

⑤軌道敷内通行可

路面電車の線路の上は、基本的に通行できませんが、上図の「軌道敷内通行可」の標識があれば、通行することができます。

ポイント
  • この場合、すべての自動車が通行できるということ
ひろくん
ひろくん

標識の絵柄にだまされないようにしましょう!

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ではひっかけ問題を解いてみよう!

ひろくん
ひろくん

では、早速ひっかけ問題をやってみましょう!

練習問題を6問やってみてください。

問題文をタップすると回答と解説が出てきますよ。

問題
二つの車両通行帯のある道路は、左側の車線を遅い車、右側の車線を速い車が通行する。
解説

【✕】

片側二車線の道路は、基本的に左側の車線を通行します。

右側の車線は、追い越しや右折のときに使用します。

問題
普通貨物自動車を運転中、下図の標識のある道路にさしかかったので、一番左側以外の車線を通行した。
解説

【✕】

この標識は、大型貨物、特定中型貨物、大特は一番左側の車線を通行しな蹴らばならないと言っているだけですから、普通自動車はどの通行帯を通行しても構いません。

問題
歩道や路側帯を横切るときはいかなる場合でも一時停止しなければならない。
解説

【○】

設問のとおりです。

問題
下図の標識のある道路を通行する場合、商店街の責任者の許可が必要である。
解説

【✕】

商店街の責任者ではなく、警察署長の許可です。

問題
下図の標識のある道路を通行するときは、歩行者がいるときに限り徐行しなければならない。
解説

【✕】

歩行者がいてもいなくても徐行です。

問題
下図の「軌道敷内通行可」の標識があるときは、普通乗用自動車のみが軌道敷内を通行することができる。
解説

【✕】

普通乗用車だけではなく、すべての自動車が通行できます。

ひろくん
ひろくん

何問正解できましたか?

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ガッツリ勉強したい人へ

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一発で合格!普通免許 合格問題集 改訂新版

まとめ

いかがでしたか?

今回は「教習項目4 車が通行するところ、車が通行してはいけないところ」について、その要点とひっかけ問題を紹介しました。

今回の記事は、あくまでひっかけ問題対策ですから、この記事だけで勉強OKというわけにはいきません。

しかし、この記事を通して、特に学科試験にまだ不慣れの人は、

  • 学科試験特有の難しい言い回しに慣れること
  • 学校の勉強とはまったく別次元であること

といったことに気づいてもらって、少しでも学科試験脳を養っていただけると嬉しいです。

質問などありましたら、こちらからお気軽にどうぞ。

また、以下の教習項目については、拙ブログでも要点とひっかけ問題対策の記事がありますのでぜひぜひ参考にしてください。

ひっかけ問題対策の記事一覧

最後まで読んでいただいて、本当にありがとうございました。


学科試験のおすすめ勉強法と、指導員おすすめのテキストや問題集を紹介しています。

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