学科試験

学科試験で苦戦している人必見!合格の秘訣を教習指導員が伝授

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こんにちは、教習指導員のひろくん(@hirokun_index)です。

このブログは、自動車教習所の困りごとについて解説しています。

運転のほうは楽しいんだけど…。

学科試験が難しくて合格できません。

何かコツはないでしょうか?

今回は、学科試験で苦戦している人に学科試験合格のコツを伝授します。

自動車教習所で初めて免許を取得する際、運転はもちろんですが、それと同じくらいに教習生の前に立ちはだかるのが、学科試験の存在です。

免許を取るときには、仮免許を取得するための「仮免学科試験」と、教習所を卒業した後に免許センターで受ける「本試験」の2回の学科試験を突破しなければなりません。

これらはいわゆる本番の試験で、これらは不合格だとお金も時間も無駄になるので、是が非でも一発合格を目指したいところです。

そのために大事になるのが、「効果測定」と呼ばれる模擬試験です。多くの教習所では、この効果測定に合格していないと検定(運転の試験)が受けられないというルールになっています。

ですから、まずはこの効果測定に向けてしっかり勉強することが、本番の試験の勉強にもなるわけです。

ということで、今回は、効果測定も含め学科試験を受けるときの心構えについて書いておきます。

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学科試験でなかなか合格しない人の特徴

効果測定を受けている教習生を観察していると、何回受験しても合格しない人にはある一定の特徴があることがわかります。

  • 問題を解き終えるのが早すぎる
  • 点数だけを気にする
  • 見直しが甘い

まず、とにかく合格点が出ない人は問題を終えるのが早すぎます。

仮免なら制限時間30分にも関わらず、「できました。採点お願いします!」と10分くらいで持ってくるのです。案の定採点をしてみると、点数は芳しくないことがほとんどです。

そして「はい37点。もう少しだね。」と言うと「あー、前より点数が下がった~。」と悔しがるのです。

前より点数が上がったとか下がったとか、そんな目先のことにとらわれてはいけません。ではなく、37点であれば、間違った13問のほうが大事なのは言うまでもありません。

しかし、学科試験で苦戦する人は、その見直しも超甘いです。

「間違った問題を学科教本で見直ししてきてね。」と言うと、5分もせず私のもとに「先生、見直しできました!」とやってくるのです。

おそるおそる尋ねてみます。この問題はなぜ✕になるか分かるかな?

左右の見とおしのきかない交差点は、必ず徐行しなければならない。

わかりません。

ひろくん
ひろくん

ちゃんと見直しをしないと、また同じ問題で間違っちゃうよ。

こうした不毛なやり取りが繰り返されるのが、学科試験でつまづく人の特徴です。

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学科試験のときに心がけること

  • 問題文を丁寧に読む
  • 必ず見直しをする
  • 迷った問題は飛ばさない

ひとつひとつ見ていきます。

①問題文を丁寧に読む

まずは問題文を読み間違えるパターンです。

対向車の前照灯がまぶしいときは、げん惑させられないように、視点をやや右前方に向けるとよい。
(✕:ではなくが正解)

こんなの、別に学科で習ってなくても一般常識でわかりそうな問題ですが、それでも問題文を雑に読む人はうっかりミスをしてしまいます。

あとから見直しをしていて「あっ、右って書いてるやん!めっちゃ引っかけ問題やん!」と気づく訳です。

ちゃんと学科の内容は理解しているのですから、問題文を丁寧に読んでさえいれば引っかかることはない、ちょっともったいないパターンです。

②必ず見直しをする

仮免の場合は問題数は50問で、制限時間は30分です。

一問あたりに30秒かけても25分で終わりますから、5分間見直しをすることができます。

でも、実際は簡単な問題はそんなに時間もかからないでしょうから、慌てずにゆっくり問題を解いても十分にもう一度すべての問題の見直しをすることができます。

これも、あとから見直しをしていると、○にしたつもりがうっかり✕と答えてしまってたなんてパターンも多いですから面倒くさがらずに見直しをすべきです。

③迷った問題は飛ばさない

意外と採点をしていて多いのがコレ。

○にも✕にもどちらにも答えていないのです。おそらく、迷った問題はとりあえず飛ばして最後の問題までやってしまい、見直しのときにもう一度考えようという感じなのでしょう。

しかし、見直しの際にその問題を解き忘れてしまって無回答のまま解答用紙を提出してしまうんですね。

これは、迷った問題も必ず○か✕かどちらかに答えておいて見直しのときに考え直すことで防止できるミスですね。

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まとめ

大前提として、学科試験に向けて学科の授業をしっかり聞く、問題集やネットで自学自習する、と言った当たり前の勉強が必要なのは言うまでもありません。

しかしながら、学科試験で落ちる人は、あと2~3点が足りずに不合格となる人がほとんどです。

今回上で書いたポイントを心がけて学科試験に臨んでみてください。ケアレスミスをなくせばほとんどの人が学科試験は一発合格間違いなしですよ。

最後まで読んでいただいて、本当にありがとうございました。


以下の記事でも学科試験の勉強法について解説していますよ。

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