自動車教習所

【現役指導員が不安解消】合宿免許に必要なもの・持っていくと便利なもの

自動車教習所
スポンサーリンク

こんにちは、教習指導員のひろくん(@hirokun_index)です。

このブログは、自動車教習所の困りごとについて解説しています。

合宿免許に行くんだけど、何を持っていけばいいのかしら?

今回は、上記のように合宿免許の持ち物について解説する記事です。

我々、合宿スタイルを提供する側の目線で、合宿免許時必須の準備物や、あれば便利で快適に合宿生活を送ることができるアイテムについて説明します。

かく言う我々教習指導員も、仕事がら、指導員になったあとも多くの資格取得のため講習や研修に参加しなければなりません。

特に、指導員御用達の、茨城県にある安全運転中央研修所での泊まり込みの研修は、長いものでは2〜3週間程度もあり、私自身も何度も長期間の研修に参加してきました。

その時の自分自身の体験なども踏まえて、合宿免許時、是非かばんに忍ばせてほしいモノについて解説していきます。

スポンサーリンク

合宿免許のときに絶対必要なモノ

ではまず、合宿免許に行くときに絶対忘れてはならないものについて紹介します。

①住民票

入所時本籍の確認が必要ですので、本籍の記載された本人の住民票が必要です。

お住まいの市区町村によっては、マイナンバーカードを使用して、コンビニのマルチコピー機等で簡単に取得可能ですから、あらかじめ余裕を持って準備しておきましょう。

②本人確認の書類

健康保険証やパスポートなどの本人確認書類が必要です。

万が一体調を崩したときの病院受診で必要ですから、そういう意味では健康保険証がベストです。

③運転免許証

すでに原付免許などの運転免許を持っている人は運転免許証が必須です。

本人確認としても使えるほか、教習所で受ける運転の試験(技能検定)の際に、技能検定員が運転免許証の確認をしなければなりません。

ひろくん
ひろくん

本確認書類や免許証は、住民票と住所が一致していますか?

④眼鏡・コンタクト

運転免許証同様、眼鏡・コンタクトの条件がある人は、これがないと教習や検定が受けられませんから、注意が必要です。

私は、研修や講習などに参加する場合は、「石橋を叩いて渡り過ぎじゃない?」と思われそうですが、念には念を入れて、破損に備えて予備のメガネを持参しています。

ひろくん
ひろくん

時々古い眼鏡を持参し、度が合っていないために入所できず、眼鏡を作り直す羽目になる人もいます。不安な方は入所前に眼鏡屋さんできちんと免許の条件を満たす眼鏡を作っておきましょう。

⑤印鑑

シャチハタではなく、百均でも良いので朱肉で押すタイプを1つ準備しておきましょう。

ひろくん
ひろくん

これらがないと、そもそも入所すらできませんから気をつけてください。

スポンサーリンク

教習やふだんの生活で必須のアイテム

①お金

どのくらいのお金が必要ですか?

これは、食事代込みか食事代は別料金か、また近くにATM等があるショッピングモールや金融機関があるかないか等の諸条件によって変わってきます。

防犯的にも不用心ですから、一般的にはあまり多くのお金を持ち歩くのは心配です。おおむね2〜3万円もあれば事足りるでしょう。

②運転に適した服装、靴

靴は教習に置いてはとても重要なアイテムです。

なぜならサンダルやスリッパでは技能教習が受けられないからで、運転に適した運動靴やスニーカーが良いでしょう。

ひろくん
ひろくん

特に夏場はクロックスで教習に臨む人がいますが、クロックスは教習不可ですから気をつけましょう。

また、特にマニュアル車の免許を取る人は、あまり厚底の靴も避けたほうが無難です。

また、原付免許を持っていない人は、原付教習がありますから、もし夏場でも長袖長ズボンの着用が必須ですから準備しておきましょう。

同様に普通二輪免許などの二輪免許を取得する人は、原付教習同様に夏場でも長袖長ズボンが必須です。

また、冬場の屋外での教習は、特に山間部や寒冷地の教習所であれば極寒となりますから、しっかりと防寒対策をしておいてください。

それから、第2段界では、応急救護処置教習という、心臓マッサージ(胸骨圧迫)や人工呼吸の練習をする時間があります。

この際、床に膝立ちして心臓マッサージ(胸骨圧迫)を行う都合上、スカートを禁止しているところもありますので、ジャージ等のズボンが必要となる場合があります。

③着替え、タオル

これも、宿泊施設がホテルなのか学校寮なのか、個室なのか相部屋なのかによっても準備する質や量が変わってきます。

しかし、おそらくほとんどの人がコインランドリーや備え付けの洗濯機を使って洗濯をしながらの生活になると思いますので、おおむね3〜4日分の着替えがあれば良いでしょう。

④洗面用具

これも学校寮かホテルかなどの諸条件によって変わってきますが、歯ブラシやドライヤー、シャンプーやリンス、ボディソープなども必要に応じて準備しましょう。

スポンサーリンク

必須ではないが、あれば快適に過ごせる便利グッズ

ここからが今回の記事のポイントです。

なくても問題はないのですが、あれば合宿期間中快適に過ごせるグッズをいくつか紹介します。

上記の記事でも紹介しましたが、合宿免許は「短期集中」を売りにしていますが、それでも2〜3週間というのは案外長いものです。

慣れない土地でそれだけの期間生活するだけでも、体調管理には気を配る必要はあります。

また、その中で、慣れない車の運転をしたり、緊張する運転の試験を受けたり、学科の勉強もしなければなりませんから、意外と合宿期間中はストレスフルだったりします。

ですから、体調管理とストレスを溜めないのに役立つアイテムをいくつか紹介します。

ひろくん
ひろくん

まずは体調管理のためにあると便利なアイテムです。

①のどぬーるスプレー

特に、冬の寒い季節に合宿免許に出かける方や、合宿免許の宿泊先がホテルなどであればかなり空気は乾燥します。

ですから、風邪予防のための「のどぬーるスプレー」があると、合宿中、とても快適に過ごせます。

②目薬

免許取得中は、技能教習で運転するときはもちろん、学科の授業や効果測定などでも、PCの画面を見る機会は増えるなど意外と目を酷使します。

空き時間や宿泊施設の生活でも、地元にいるときと比べるとスマホやテレビ画面を見ることも多くなりますから、ふだん点眼する習慣のない人も、1つバッグに忍ばせておくと良いでしょう。

③ブランケット(ひざ掛け)

冬場はもちろんですが、夏場でも学科教習中などの冷房が苦手な人は、薄手のもので良いので一枚持っておくと良いです。

ひろくん
ひろくん

ここからは、ストレスなく毎日を過ごすために必要なアイテムです。

④本、雑誌、電子書籍等

おそらく合宿期間中は、免許取得という同じ目標に向かって頑張るために、他の教習生の人達とも仲良くなるでしょう。

すると、一緒にご飯を食べたり、ときには買い物に行ったり、観光地を一緒に巡ると行ったこともあります。

私も研修のときなどに、長い1日の終わりに、他の都道府県の指導員の方々に、飲み会などに誘われることもあります。

ただし、いつも誘いに乗るわけではなく、体調が万全でないときや気分が乗らないときは、思い切って誘いを断って、部屋で一人の時間を楽しむこともあります。

そんなとき、ふだん忙しくて読むことができていない本や雑誌を持ってきて読んだり、荷物になりそうなときは、スマホの電子書籍アプリで読書を楽しんでいます。

ひろくん
ひろくん

これ、意外とストレス解消になるんですよ!

⑤イヤホン

読書同様にふだんの生活においては、音楽鑑賞は他愛もない日常ですが、やはりこうした合宿生活の場では、想像以上に気分転換になります。

相部屋などの場合、特にパーソナルスペースの確保に一役買うのがこのイヤホンです。

⑥コンセント

スマホはもちろんのこと、携帯用ゲーム機やパソコン、タブレット等、日常生活では意識しないものの、現代人は思った以上に充電する機会が多いものです。

特に相部屋等の場合、電源の確保は必須になりますから、三叉コンセントや延長コードがあると便利です。

⑦マイバッグや折りたたみ傘

教習所によっては、教本類を入れるバッグなどがサービスでついていることがありますが、宿泊施設から教習所への移動時に、教本類や貴重品を入れるマイバッグがあると便利です。

A4サイズのものが入るトートバッグやリュックなどが良いでしょう。

また、宿泊施設と教習所の移動時や、買物や観光に出かけるときなど万一の天候不良に備えて、折りたたみ傘を一本持っておくと重宝します。

まとめ

今回は、教習指導員の視点で、合宿免許に出かける際の準備物について解説しました。

おおむね今回の記事で必要な物品については網羅してあります。

ただ、取得する免許や合宿先の土地柄や教習所によって、また、みなさんが利用するプランによって、必要となる物品は変わってきます。

不明な点は、利用する自動車教習所や仲介業者さんに遠慮せず質問してくださいね。

私も、教習所業界に身を置くものとして、お答えできる範囲で質問にお答えいたしますので、こちらから遠慮なくどうぞよろしくお願いします。

最後まで読んでいただいて、本当にありがとうございました。


合宿免許に興味のある人は、この記事で合宿免許サイト厳選5選を解説していますからご覧くださいませ。

コメント

タイトルとURLをコピーしました