こんにちは、教習指導員のひろくん(@hirokun_index)です。
このブログは、自動車教習の困りごとについて解説しています。
学科試験になかなか受かりません。
上記のような学科試験が苦手な人向けに、現役教習指導員が教習項目ごとにひっかけ問題対策の要点をまとめた記事です。
今回は「教習項目13 運転免許制度、交通反則通告制度」編です。
この記事は、手軽に、教習の空きコマや休憩時間、ちょっとした待ち時間で手軽に読んでいただけるように、ひっかけ問題対策に特化しています。
- この記事のポイント
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- すきま時間で気楽に読める分量に抑えてあります
- ひっかけ問題にだけ特化した要点と練習問題を掲載しています
おおよそ5分程度で気軽にひっかけ問題対策ができますから、コーヒーでも飲みながらどうぞ気楽にお付き合いください。
本記事は、ぜひすきま時間を活用して読んでみてください。
要点を見ていこう!
①運転免許証の携帯と提示
運転するときに、運転免許証を携帯していないといけないことは、すでにご存知のことと思います。
- 免許証を携帯せずに運転した場合は?
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- 「免許証不携帯」(違反点数0点、反則金3,000円)という交通違反になります
免許証を携帯せずに運転した場合、「無免許運転」になるわけではないということを覚えておきましょう。
②運転免許の区分
運転免許は、つぎの3種に区分されることを確実に覚えましょう。
- 運転免許の区分
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- 第一種運転免許
- 第二種運転免許
- 仮運転免許
③必要な運転経験など
普通免許が18歳以上でないと受けられないように、大型免許や中型免許には年齢だけでなく、運転経験も必要です。
- 受験資格
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- 大型免許…21歳以上で、中型、準中型、普通、大特免許を受けていた期間が3年以上
- 中型免許…20歳以上で、準中型、普通、大特免許を受けていた期間が2年以上
④けん引免許
この教習項目でいちばん大事なところです。
けん引免許に関しては、間違いやすいポイントが2点ありますからしっかり覚えるようにしてください。
まずは、けん引免許が必要な場合の条件です。
- けん引免許が必要な場合
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- 他の車(750kgをこえるもの)をけん引する場合に、けん引ん免許が必要
「他の車」とは、後ろの引っ張られるている部分のことを言います。
それからもうひとつ。けん引免許がいらない場合もよく覚えてください。
- けん引免許がいらない場合
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- 車の総重量が750kg以下の車をけん引するとき
- 故障車をロープ、クレーンなどでけん引するとき
ではひっかけ問題を解いてみよう!
では、早速ひっかけ問題をやってみましょう!
練習問題を5問やってみてください。
問題文をタップすると回答と解説が出てきますよ。
- 問題運転免許証を携帯せずに運転した場合、「無免許運転」になる。
- 解説
【✕】
「無免許運転」ではなく、「免許証不携帯」という交通違反です。
- 問題運転免許は、第一種運転免許、第二種運転免許、原付免許の3種に区分される。
- 解説
【✕】
「原付免許」ではなく、「仮運転免許」が正解です。
- 問題大型免許は、年齢が21歳以上か運転経験が3年以上あれば受けることができる。
- 解説
【✕】
年齢が21歳以上で、なおかつ運転経験が3年以上必要です。
- 問題車の総重量が750kgの車をけん引するときは、けん引免許が必要である。
- 解説
【✕】
他の車の総重量が750キログラムをこえる場合にけん引免許が必要です。
- 問題車の総重量が750kgをこえる故障車をけん引するときは、けん引免許が必要である。
- 解説
【✕】
故障車をロープ、クレーンなどでけん引するときはけん引免許はいりません。
何問正解できましたか?
ガッツリ勉強したい人へ
もっとガッツリ勉強したいあなたには、以下の2冊をおすすめします。
どちらか一冊をしっかりやり込んでおけば、鬼に金棒の良書です。
①完全合格!普通免許2000問実戦問題集
成美堂出版の王道問題集。私も教習所の入社試験のときに利用しました。
暗記ブック付きで、ズシリと来る重量感は勉強しよういう気にさせてくれます。この問題数とボリュームで約1,000円とコスパ最強の一冊!
②一発で合格!普通免許 合格問題集 改訂新版
こちらは新星堂出版のもので、昔からある老舗問題集です。
本書は、2023年2月現在の道路交通法施行規則に完全対応した最新版です。
ひっかけ問題、実践問題集、一問一答集とイラスト豊富な解説が、コンパクトなページ数で上手く網羅されていておすすめです。
とにかくページ数とわかりやすさのバランスがとても良いですね。
まとめ
いかがでしたか?
今回は「教習項目10 運転免許制度、交通反則通告制度」について、その要点とひっかけ問題を紹介しました。
今回の記事は、あくまでひっかけ問題対策ですから、この記事だけで勉強OKというわけにはいきません。
しかし、この記事を通して、特に学科試験にまだ不慣れの人は、
- 学科試験特有の難しい言い回しに慣れること
- 学校の勉強とはまったく別次元のものであること
といったことに気づいてもらって、少しでも学科試験脳を高めていただけると嬉しいです。
質問などありましたら、こちらからお気軽にどうぞ。
また、以下の教習項目については、拙ブログでも要点とひっかけ問題対策の記事がありますのでぜひぜひ参考にしてください。
- ひっかけ問題対策の記事一覧
最後まで読んでいただいて、本当にありがとうございました。
学科試験のおすすめ勉強法と、指導員おすすめのテキストや問題集を紹介しています。
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