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【普通免許】技能検定で坂道発進がうまくいくコツ

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こんにちは、教習指導員のひろくん(@hirokun_index)です。

坂道発進が大の苦手です。何かコツはありませんか?

今回は、坂道発進が苦手な人に現役教習指導員がそのコツを伝授します。

坂道発進は、AT限定免許の人にとっては緊張もミスもほぼしない楽勝な課題なのですが、特に普通MT免許の人にとってはなかなかの難関です。

かくいう私自身も、自分が普通免許を取ったときは、坂道発進が大の苦手でクラッチを踏む左足の膝がガクガク震えたのを思い出します。

私のように坂道発進が苦手な人は、今回の記事を参考に坂道発進が上手になってくださるととても嬉しいです。

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坂道発進とは?

もはや説明不要でしょうが、坂道発進とは、のぼり坂の途中でわざと一旦停止して、ハンドブレーキを用いて逆行しないように発進する練習のことです。

もちろん、検定でも実施しなければなりませんし、オートマチック車の限定解除などでも実施しなければならない課題になります。

ひろくん
ひろくん

では早速坂道発進のコツについて見ていきましょう。

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坂道発進のコツ

今回の記事では、坂道発進のコツを3つ紹介します。坂道発進が苦手な人は参考にしてください。

その前にまず坂道発進の手順を再確認しましょう。

坂道発進の手順を確認しよう

もう実際に教習所で坂道発進の練習をした人はおさらいになりますが、一緒に確認しましょう。

  • アクセルを一定に踏み込む。
  • 左足を上げて半クラッチにする。
  • 補助ブレーキを解除する。

坂道発進の手順を文字にすると、このたった3つのことをするだけなのです。

坂道発進は、平地の発進に毛が生えた程度のことと思え!

そこで、本題の坂道発進のコツです。

まず1つ目のコツは、坂道発進だからといって身構えてはダメということです。

下の坂道発進の手順を見てください。「・補助ブレーキを解除する」に取り消し線を入れています。

こうすると、平地からの発進の手順になりますね。

  • アクセルを一定に踏み込む。
  • 左足を上げて半クラッチにする。
  • 補助ブレーキを解除する。

つまり坂道発進とは、平地からの発進動作に「補助ブレーキを解除する。」という1アクションが増えるだけなのです。

むむむ、たしかにそう考えると坂道発進も簡単な課題に思えてきますね!

ひろくん
ひろくん

でしょう~

坂道発進が苦手な人はとかく、「坂道発進だから」と先入観で身構えてしまって固くなっている人が多いです。

しかしその実、平地からの発進に毛が生えた程度のことをするだけなのです。

たしかに慣れるまでは、マニュアル車の場合、平地からの発進も緊張することでしょう。でも、坂道発進をする頃には平地からの発進には慣れっこのはずです。

坂道発進は、その平地からの発進が、ただ上り坂になっているだけくらいの気楽な気持ちで臨むようにしましょう。

そんな簡単に言わないでよ!

ひろくん
ひろくん

苦手な人にとっては「身構えるな」と言われても難しいのは確かです。

エンストはOK、しかし逆行はNG!

そこで2つ目のコツです。

坂道発進は確かに緊張するポイントですから失敗することもあるでしょう。ですから絶対失敗しないように一発で決めてやろうと思うと緊張感は増していきます。

そこで、「エンストはやむを得ない、検定は緊張するんだからそれくらいのミスは付き物だ」と開き直るのです。

というのも、技能検定においては一度のエンストは減点がないのです。それよりも気をつけるべきは逆行といって後ろに下がってしまうことなのです。

免許をとってからのことを想像してみてください。

たしかに坂道でのエンストは、後続車の迷惑にはなります。しかし、エンスト=即交通事故となるでしょうか?

答えはNOです。

それよりも、坂道発進に失敗しエンストしたあと、後ろに下がり始めたとしましょう。

すぐにブレーキをかけ、逆行を食い止めないと後続車にぶつかってしまい、これは完全に交通事故になるわけです。

ですから、もしも坂道発進でエンストなどのミスをして逆行し始めたとしても、すぐにブレーキを掛けて逆行を食い止め、落ち着いてやり直しをすれば全く問題ないのです。

もちろんミスなく坂道発進できれば何の問題もないのですが、多少のミスは仕方ないと開き直る気持ちも必要で、とにかく逆行だけはしないよう心がけましょう。

一つ一つの手順を丁寧に確実に

坂道発進って5秒以内に発進できないといけないんですよね?

誰から聞いたのか、教習中たまにこんなことを言い出す教習生の人がいます。

あながちハズレでもないのですが、坂道発進が苦手な人がまずやるべきことは、坂道発進の手順の一つ一つを丁寧に確実に行うことです。

そこでもう一度坂道発進の手順のおさらいです。

  • アクセルを一定に踏み込む。
  • 左足を上げて半クラッチにする。
  • 補助ブレーキを解除する。

この3つの手順を、たとえ時間がかかっても良いので1つ1つ確実に行うことが最後のコツになります。

坂道発進が上手くいかない人を観察しているとおおむねこんな感じです。

  • アクセルを踏み込む前にクラッチを上げてしまっている。
  • クラッチを上げきらないうちに慌ててハンドブレーキを解除してしまう。
  • ハンドブレーキを下ろすのに手間取っているうちに左足が動いてしまう。

このように2つのことを同時にしようとしてミスをしがちなのです。

ですから、アクセルを一定に踏み込む(約2000回転)→それからクラッチをゆっくり上げていく→半クラになったらハンドブレーキを解除するという流れを1つ1つ着実に行うよう心がけてください。

時間がかかっても大丈夫ですか?

ひろくん
ひろくん

もちろん手早くできるのに越したことはありませんが、坂道発進が苦手な人は特にゆっくり丁寧にが最優先です。最初は時間がかかっても問題ありませんよ。

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まとめ

なかなか文字だけではイメージが湧きにくいかもしれませんがいかがでしたか?

とにかく坂道発進は、難しそうというイメージが先行してしまって、ものすごく緊張して身構えている人が多いです。

しかし、実はそれほど難しいものではないことが今回の記事で伝われば幸いです。

特に第一段階は場内での教習ですから後続車の迷惑になることはありません。とにかく時間がかかっても良いので最初は慌てず落ち着いて操作してみてください。

そうすればきっと坂道発進がうまくいくようになりますよ!とにかく焦らずがんばってください。

もし今回の記事で分かりにくい点があればこちらから質問してくださいね。

最後まで読んでいただいて、本当にありがとうございました。

コメント

  1. 車乗り より:

    これでは苦手なヒトは苦手なままです
    これを踏まえて教えてもあやふやで漠然としたままです 
    分からない人はそもそも半クラって何?から始まります
    半クラになったらってのも分からないから補助ブレーキを解除するタイミングも分からない
    そしてそのタイミングが分からないから早くクラッチを戻し過ぎてエンストすると早く戻し過ぎる!と延々に注意してませんか?
    これは坂道発進の説明をしているだけで車が下がらない「コツ」を教えてはいない
    ゆっくりやっても同じこと

    一時停止の仕方でも「これ見よがしに止まる」とか、まさかの教習所のYouTubeでやってました
    これ見よがしって何?ってのと同じです
    これも「コツ」があります

    坂道発進は坂でやらなくても平坦なところで練習出来ます
    それもやらないでいきなり坂道で練習では、たまたま偶然が重なり下がらなかっただけになり体感、理論的に納得が出来ないので二度はないでしょう
    AT限定のただの知ったかぶりって言われそうですけど30年以上もMT乗ってるので
    これから公道走行する人達には何となくではなくなぜ下がらないのか納得させるような指導をお願いしたいです
    これをしないからあやふやでしか一時停止が出来ないドライバーが多いんです

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