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【修検】仮免で減点超過で落ちた人の特徴とは?

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こんにちは、教習指導員のひろくん(@hirokun_index)です。

このブログは、自動車教習の困りごとについて解説しています。

修了検定で減点超過で不合格になりました。

何がいけなかったのでしょうか?

本記事は、上記のように場内の試験である修了検定で減点超過で不合格になってしまう人の特徴について現役教習指導員が解説しています。

私は、今まで技能検定員として、今回取り上げる修了検定だけでなく、卒業検定も含めて今まで2,000人以上の採点を担当してきました。

すると、修了検定で減点超過で不合格になる人には、ある一定の傾向や特徴があることがわかってきました。

これから修了検定を控えている人は、ぜひこの記事を反面教師にして修検一発合格を目指してください。

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減点超過とは何か?

では、そもそも減点超過とは何なのでしょうか?

技能検定においては、検定途中でも以下の4つの場合は、検定を打ち切って中止になることがあります。

  1. 減点超過
  2. 検定員補助
  3. 指示違反
  4. 危険行為

減点超過とは、検定の途中で減点が積み重なり合格の可能性がなくなった場合、受検者にその旨を告げて検定中止とすることをいいます。

じゃあ、走りきったら絶対合格なのですか?

ひろくん
ひろくん

もちろんそうとは限りません。

しかし、まずは完走しないことには、合格の見込みはありませんから、検定においては何より走り切ることが大切です。

ただ、減点超過の場合は、走り切ることすらさせてもらえません。

検定途中でも、我々技能検定員が合格の見込みがないと判断した場合、「この時点で減点超過で中止ですから発着点に戻ってください。」と指示するのです。

こ、こわすぎる…。

もちろん、私自身も不合格にしたくて採点しているわけではありませんから、心の中では、申し訳ないという気持ちと仕事をまっとうする気持ちとが葛藤しています。

ただやはり、ダメなものはダメですから、心を鬼にして減点超過で不合格の旨を伝えるのですが、不合格者には、

  1. 右左折が雑である。
  2. 大きなミスを繰り返す。

という2つの特徴があります。

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修検で減点超過になる人の2つの特徴とは?

以下、この2つの特徴について深掘りしていきましょう。

①交差点の右左折が雑である

まずは、交差点の右左折が雑な人についてです。

交差点やその付近は、全体の死亡事故の約半数が起きているとても危険な場所です。

ですから我々技能検定員も、受検者が丁寧に右左折できているかはしっかりと観察しています。

では、交差点右左折時のルールはというと、例えば左折時の場合、

交差点左折時のルール
  • あらかじめできるだけ道路の左端に寄って、交差点の側端を徐行する。

というふうに定められています。

ちなみに「あらかじめ」とは、

  • 交差点の30メートル手前の地点

で、「できるだけ道路の左端」とは、

  • 路端から1メートル未満

をいいます。

しかしながら、交差点の左折が雑な人は、

  • 交差点の手前で左端に寄らず、
  • 安全確認も忘れ、
  • 徐行ではなく速度が速いために、
  • 側端に沿わず大回りしてしまう。

という具合に、一回の左折で同時多発的に複数のミスをしてしまいます。

実は、たった一回このように交差点左折が雑なだけでも、減点がかなり積み重なってしまい、合格の見込みがなくなるおそれがあります。

え、たった一回で…、厳しすぎる。

受検者にとってはたった一回でも、実際の道路と考えると、この一回が、死亡事故につながってしまう危険性があるのが車の運転です。

そして、だいたい交差点右左折が雑な人は、検定時に複数回ある右左折すべてにおいて雑なため、減点超過になってしまう可能性が高いのです。

ですから、

交差点右左折時の鉄則
  • 交差点は、交通事故が最も多い危険な場所であることを認識すること
  • 法律にのっとった正しく丁寧な右左折を心がけること

を肝に銘じておいてくださいね。

②大きく減点されるミスをする

次に、減点超過になってしまう人の特徴としては、小さなミスにプラスして大きなミスを繰り返してしまう、という特徴があります。

その最たる例が、脱輪です。

修了検定には、狭路の通行、いわゆるS字とクランクという2つの課題がありますが、この狭路において、最も脱輪が多いです。

脱輪には、

  • 脱輪小
  • 脱輪中
  • 脱輪大

の、3種類ありますが、大きく減点されるのが脱輪中です。

脱輪中とは?
  • 縁石に車輪が乗り上がった状態

脱輪中になる人は、やはり狭路内の速度が速すぎることが原因となっています。

もし微速を保つことができたなら、万が一脱輪しそうになっても乗り上がることなく、縁石に車輪が引っかかって停止してくれるからです。

この場合、脱輪小で済み、脱輪中にまでは至らないので、被害を最小限に食い止めることができます。

つまり、狭路においては普段の教習から、微速を意識することが大切です。

特に、MT車の場合は、微速を保つ断続クラッチが難しいのでしっかり練習しておいてくださいね。

脱輪中防止法
  • とにかくゆっくり車を誘導すること
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まとめ

本記事では、修了検定において減点超過になってしまう人の特徴について書きました。

この記事を反面教師にしてぜひ一発合格を目指してください。

また、以下の記事もあわせて読んでいただくと合格率が高まること間違いなしです。

また、多くの人にとって修了検定は、人生で初めて受ける運転の試験ですから、とてつもない緊張感におそわれます。

ぜひ以下の記事を読んで、緊張をほぐしてくださいね。

また、最後までこの記事を読んだにもかかわらず、不安が拭えないあなたは以下の記事もどうぞご覧ください。

最後まで読んでいただいて、本当にありがとうございました。

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